今回は、英単語の違いシリーズ第2弾・意外と知らない【houseとhomeの使い分け方】についてお伝えしたいと思います。
名詞で【家】という意味を持つhouseとhome。
とっても身近でよく使う単語でありながらも、違いをよく分からずに使っている方が多いのではないでしょうか。
事実、講師時代に生徒から質問が多かった単語の一つでもあります。
結論から先に言うと、
houseは
〔建物としての〕家
homeは
〔人が住む場所としての〕住居、家
これだけではピンと来ない方が多いと思うので、もう少し具体的に掘り下げてみましょう。
houseは
建物だけに焦点を当てており、家という建造物のみに対して使います。
homeは
自分が住んでいる場所など、人の存在が背景にある建物や空間に対して使われます。
また、homeは実際に住んでいる場所に限らず、心の拠り所としての居場所を指す意味としても使われます。
つまり、
「この素敵な空間、まるでわたしの家みたいに落ち着くわ!」
と言うような表現では、houseではなくhomeを使うということです。
(建物が)素敵なお家、かわいらしいお家
という意味ですが、
sweet homeは
楽しい家庭、いとしの我が家
といった意味になり、全く違った意味合いに受け取られるわけです。
このように、houseとhomeの使い方を間違えると、意味は通じるものの違和感のある文になってしまうので、この使い分け方はぜひ抑えておきたいところです。
(※余談ですが、sweet homeは新婚家庭という意味としても使われます)
そしてこれらのイメージからなんとなく、
homeは温かい印象
個人的には、英語を(学問としてではなく)
言語として学ぶ上では感覚的にニュアンスの違いを理解することはよいこと
だと思っているので、そのイメージをぜひ大切にしてくださいね!
最後までご覧下さって、どうもありがとうございました。
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