チビタとチビチビタ(おうち英語・知育・かんたん親子制作)

長男チビタ(年長)・次男チビチビタ(2歳)の母が、なるべくお金をかけずにおうち英語や知育を取り入れたり、ママ界隈で流行ってるあれこれに軽率に手を出したり、ひたすら好きなことしゃべったりしてるブログ

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【切迫早産入院記録⑪】〜白衣の天使は実在した〜入院8,9,10日目


切迫早産・入院8日目(28週4日)

早くも点滴差し替え

夜中、寝ていたら何度も点滴台から閉塞のアラームが鳴る。
明け方まで我慢したのけど、最終的に看護師さんに確認してもらったらやっぱり漏れてる、とのことで1日も持たずに差し替えることに。

まだ入院8日目なのに、序盤からこれだと本当に先が思いやられる…。
前回の入院で点滴問題にはとことん悩まされたので、こればっかりはさすがのわたしでもセンシティブになってしまいますね。

夫と短時間面会

面会制限が緩和されたので、さっそく荷物の受け渡しついでに夫が面会に来てくれました。
ただ、特に話すこともないので滞在時間は5分だけ。
それでも、家族と直接顔を合わせて話ができるだけでほっとするものですね。LINEでの顔の見えないやり取りの違いを実感しました。

切迫早産・入院9日目(28週5日)

なんだかんだ忙しい入院生活

早朝から採血。1週間おきだけど、いつも以上に早く起こされるのが地味にきつい。
妊娠期間あるあるで、毎日眠くて眠くて仕方ないけれど、病院の朝は早いし夜中はトイレと点滴のアラームで何度も起きるし、日中も診に,回診2回にNST3回…と、なんだかんだ1日の中で暇な時間って少ないなあと。
入院してもうすぐ10日になるけれど、まだ入院生活が退屈だとは思わずにいられることは本当にありがたいことですね。

切迫早産・入院10日目(28週6日)

どんどん短くなる子宮頸管長

子宮頸管長は約1.8mmでまたしても最短…。
その後、点滴を入れている腕の周りにしこりができてきたので点滴の差し替え、そして久しぶりのシャワーでさっぱり!
前回は1日しか持たなかったから、2日持っただけでもありがたいと思おう。

前回の長期入院で血管が脆くなっているのか、今回の入院では序盤から頻繁に点滴が漏れてしまうことに悩まされているのだけど、基本的には目立った張りがないのが幸い。出産が早まってしまうことが何よりも怖いですもんね。

ただ、やっかいなのはすぐ腕が赤くなってしこりができてしまうこと…。そして時間が経つと赤くなった部分がとんでもなくかゆいし、しこりが中々治ってくれない。

せめて、点滴の箇所が多少痛むくらいであればまだ我慢ができたものを…。かゆくてかゆくて掻きむしりたいのに、掻きむしると点滴がその範囲には打てなくなってしまうからそれも叶わず。
かゆみ問題は本当に厄介なので、どうにかならないものかと頭を抱えています。


産婦人科選びの決め手

出産するにあたって、どんなに短くても5日程度、長ければ数ヶ月以上入院することになる産婦人科
産後の赤ちゃんのサポート等本当にいろんなことでお世話になるからこそとっても重要な産婦人科(もしくな助産院)選び。

立地、設備、料金、食事、産院独自の動画撮影やプレゼント、エステなどの特典がついていたりと特色は多岐に及びます。

そんな中、意外と盲点でありながら、実は長期入院ではとっても重要だと思っているのがこちらの点。

スタッフの人柄って大事

立地や医療環境などの必ずクリアしておくべき問題を除いた上で、わたしが一番重視するのはスタッフの人柄です。
豪華なごはんやお部屋、エステなどのオプションサービスは二の次で、長期入院で重要なののは【人】。個人的な意見ではありますが、2度の出産で3つの産婦人科に通い、2つの病院での長期入院を経験したからこそ強く思います。

産前はお腹の中にいる大事な赤ちゃんを、産後は生まれたての新生児のサポートを病院のスタッフである彼らに託すわけだから、信頼出来る先生と看護師さんがいる場所でお世話になることはとっても大事だと思います。

ちなみに、切迫早産等で月単位で入院するとなると、もはや病院で暮らしてる感覚に陥るのですが、そうなると唯一スタッフの方たちが直接会話を交えることができる相手になるわけで。
絶対安静でベッドから離れられず、面会もできないコロナ禍だとなおさらスタッフの方が心の拠り所になります。少なくともわたしはそうでした。


実は先生以上に看護師さんって大事

入院して初めて気づいたのが、普段の身の回りのお世話だけでなくお産の準備やサポート、生まれた赤ちゃんのお世話に産後のサポートなどとにかく入院中の大部分のタスクを看護師さんが担ってくれているということ。
圧倒的に先生よりもお世話になる比率が高いし、自分が思ってた以上に看護師さんが出る幕って多いんだ、ということを目の当たりにしてびっくりしました。本当に尊敬しかない…!

いよいよ出産!という状況でも、わたしが経験したお産では先生の手が必要になったのは最後の最後だけ。それまではずっと助産師さんがお産の進みをサポートしてくれていました。

病院内では、妊産婦と一番関わりが強くてありがたい存在の看護師さんですが、裏を返せばそんな看護師さんたちと相性が悪かったら本当にしんどいと思います…。

わたしも、日中はまだしもスタッフの少ない夜間のシフトで苦手な看護師さんがフロアの担当につくことだけで憂鬱になっていたことを思い出します。



ただ、その逆もあって、大好きな看護師さんがいる日は会うたびに話が弾んで楽しく一日中を過ごすことができたり。
切迫早産で入院するまでは、大きな怪我も病気も経験がなく病院に縁がなかったわたしですが、産前の入院を機にたくさんの医療従事者の方の優しさに触れ、とりわけ看護師という職業の素晴らしさを知りました。

白衣の天使って、本当に実在するんですよ…!(熱弁)

わたしの長い長い入院生活を支えてくれた看護師さんたちのことを、今でも時おり思い出しては『思い返すと、長期入院って悪いことばかりじゃなかったよなあ、あの数ヶ月の生活が恋しい』とまで思う。
(もちろん、当時は子供と面会すらできない状況が辛かったし、月日が経つのをまだかまだかと指折り数えていたけれども)



3人目のことは、今はまだとても考えられる状況ではないけれど、もしいつかそんな時が来たとしたら、もう一度、あの産院で産みたいなって、強く思う。もう一度、先生に、看護師さんに、サロンのスタッフさんに、配膳のおばさまに、あの場所で働いているみなさんに会いたいなって思うんです。

そんな場所ができたのはすごく嬉しいことだなあ、と過去を振り返ってしみじみと思います。



さてさて、産婦人科のスタッフさんへの愛が溢れすぎて長々と喋ってしまいましたが、今回はこのへんで失礼します!

続き(切迫早産入院記録⑫)はこちら。
n-t.hatenablog.com


前回のお話はこちら。
n-t.hatenablog.com

一番最初のお話はこちら。
n-t.hatenablog.com