チビタとチビチビタ(おうち英語・知育・かんたん親子制作)

長男チビタ(年長)・次男チビチビタ(2歳)の母が、なるべくお金をかけずにおうち英語や知育を取り入れたり、ママ界隈で流行ってるあれこれに軽率に手を出したり、ひたすら好きなことしゃべったりしてるブログ

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ヤマハ音楽教室・幼児科体験レビュー【正直口コミ】


今回は、4歳(年中)の息子とヤマハ音楽教室に通う気満々だったのに、体験レッスンを受けて結局別のピアノ教室に通うに至った…というお話です。

最初に伝えておきたいのは、体験レッスンを終えてもなおできることなら私もヤマハを選びたかった…と、いうこと。
ではなぜ、ヤマハを選ばずほかのピアノ教室に通うことになったのかを、実際の体験レッスンの内容の詳細を踏まえながらお話していこうと思います。

ピアノ教室を探すに至ったきっかけ

理由は大きく分けて2つ。
・チビタ(長男)が歌や音楽が好きだから
・音感をつけさせるためには幼児期の早いうちにピアノを始める必要があるから
です。

チビタにとっては初めての習い事選びになるのですが、お歌や楽器が大好きな彼なら楽しくピアノを習えるのではないかと思ったのです。
また、母であるわたしも4歳からピアノを習い始めたのですが、大人になった今『ピアノを習っていてよかった』と心から思うので、チビタがその気になってくれるならぜひ通ってほしい、と思ったのです。

まずはママ友や先生たちに情報収集

現在、私や夫の地元で子育てをしているわけではないので、近隣のピアノ教室についての知識はゼロからのスタート。
まずは地域住民の口コミが一番頼りになるだろう、ということで、周りのママ友や支援センターの先生たちにおすすめのピアノ教室を聞いて回ることから始めました。

そこで、必ずといっていいほど名前が上がったのがヤマハ音楽教室
最初は個人のピアノ教室のマンツーマンレッスンを考えていた我が家でしたが、ヤマハのグループレッスンにお子さんやお孫さんが通っていたり、昔通っていてとてもよかった、という口コミをあちこちで聞いたことからヤマハにも興味を持つことに。

以前チビタが1歳台の頃に1回500円で受けられる単発のYAMAHAのグループレッスンを受講したことがあるのですが、そういえばその時にチビタはほかの誰よりも楽しんでいたことを思い出しました。

社交的なチビタにとってはグループレッスンはきっと楽しいものになるだろうし、転勤族の我が家にとっては場所を移っても別のヤマハの教室に通うことができるのは助かります。何より、音感を育てることを重視したカリキュラムがとっても魅力的だなあと、聞けば聞くほど、調べれば調べるほど、ヤマハへ気持ちがぐぐぐぐぐっと傾いていき、さっそく体験レッスンの申し込みを行いました。

体験レッスンの前に、まずはCDを貸してもらう

わたしは店頭で直接無料体験レッスンの申し込みをしたのですが、その際に個人情報の入力やカリキュラムの説明などを事前にしてもらいました。その際に、体験用レッスンCDも一緒に貸してもらいました。
「体験レッスンで演奏する曲が中に入っているので、よかったらお家で聴いてみてください」とのことでした。
※我が家は2回ほどかけ流した程度で体験にのぞんだのですが、ほかのご家庭はしっかり聞いていたようなそぶりでした。
そのため、体験レッスンを存分に楽しむためにも時間があるならCDを事前にある程度聞き込んでおいたほうが吉かもしれません。

ついに体験レッスン!

ついに、待ちに待った体験レッスン当日。
チビタのほかにも女の子2組が一緒で、計3組でした。
(その中の1組が、下のお子さんを連れていました)


通されたのは、エレクトーンがずらりと並べられた狭い部屋。
中に入ると、それぞれの名前が貼られた席に座るよう言われます。目の前には、1台ずつエレクトーンが置かれています。
先生の紹介や体験レッスンの簡単な流れについての説明があったのちに、体験レッスン本編に入りました。

リズムアンサンブル「まんぼであそぼ」
ラテン系のリズミカルな曲に乗せて、タンバリンを叩くとっても楽しい曲です。
【楽しみながら、等速感や強弱の表現を養っていく】曲だそう。
最初から、ノリノリで子ども心をくすぐるチョイス…!さすがYAMAHA音楽教室
ただ、どことなく昭和の匂いが香るアレンジが気になってしまう…。

歌詞唱「たのしいゆびともだち」
お次は、【楽しい歌詞と音楽にのせて指番号を覚える】ための曲。
先生が歌ってくれたのですが、テンポがよくこちらもチビタは気に入った様子でした。

鍵盤あそび「ジェットコースター」
【鍵盤への興味を誘い、「ド」の位置を覚えるための曲】とのことでしたが、こちらの曲、よくできたおもしろい曲でした。どれだけ魅力的かというと、付き添いで来ていた次男・1歳のチビチビタまでもが未だにこの曲を口ずさむレベルです。

まずは一度、親子で手を合わせ、曲に合わせて腕を振ることで曲のリズムに慣れたのちに実際にエレクトーンを使って演奏に参加する、と
いった流れでした。

歌詞唱「だいすき!」
歌詞唱の狙いは、【色々な歌を歌って、表現する力を育てる】ことだそう。

・講師の演奏【ねこふんじゃった】
チビタにとっては初めてのエレクトーンの生演奏。色んな鳴き声がでてきてとってもおもしろいアレンジだったのですが、1時間の体験レッスンの終盤ということもあって、チビタの集中が続かず最後の方は飽きてしまっていました。
ほかのお子さんたちも、少なからずそんな様子でした。

CMで有名なあの曲も
レッスンの曲目にはありませんでしたが、ヤマハのCMでとっても印象的なドレミファソ~ラファミ・レ・ド~♪の歌(?)】もピアノを囲んでみんなで歌いました。この曲を聞くのが初めてのチビタにとっては、合わせて歌うのは難しかったようですが、講師の先生は強弱の変化を付けて楽しく演奏してくれました。


事務スタッフからのコース概要説明
最後に、ざっくりしたコース概要や入会意思の確認、入会金の割引についてを事務スタッフの方がお話ししてくれました。その際にアンケートを記入したのですが、その間子供たちにが遊べるようにとお土産のシールブックを配ってくれました。記入する間に貼り終わってしまうようなちょっとしたシールブックなのですが、1時間の体験を終えて完全に集中が切れた子供たちが黙々とシール貼りに勤しんでいたので、こうした気遣いはすごくありがたかったです。


体験レッスン・本編についてのざっくりした流れと内容はこんな感じでした。
このとおり、内容自体には大満足!だったのですが、正直色々と思うこともありまして…。
これからは、体験レッスンを終えてわたしが感じたことをトピックごとにまとめていきたいと思います。

付き添いのチビチビタがぐずるぐずる

基本的にとても大人しい次男・チビチビタですが、そんな彼でさえもぐずりがちな夕方の時間帯のレッスンは相性が悪かったようで…。

その上、とっても魅力的なエレクトーンが目の前にあるのに自由に弾かせてもらえないなんて、そりゃあ機嫌が悪くなるのも仕方ないことですよね。少し抱っこしてその場を離れようと思っても、狭い部屋の中にエレクトーンが所せましと置かれてあるため中々気分転換もできず。

正直、毎週これが続くのか…と思っただけでうんざりしてしまいました。

レッスン時間が長い

ただでさえ、子どもの機嫌が悪くなりがちな夕方の時間にレッスンがあるのに、それが毎回1時間だなんて…。前述したとおり、チビタもほかの子供たちも、途中から飽きてしまっている様子でした。

ただ、レッスンの日時に関しては、クラスによっては平日の少し早い時間や土曜も選択できるので、我が家に合う日時に教室が開講されていればその点はクリアできたのにな、と残念に思います。

時間に融通が利かないところも、グループレッスンのしんどいところだな、と実感しました。

グループレッスンの落とし穴

正直、グループレッスンってもっとおもしろいと思っていたのですが(きっと本来であればおもしろいのでしょうが)、先生が結構きっちりと進めていく感じだったので、自由がきかず窮屈な感じで楽しみきれなかった部分がありました。

具体的には、演奏途中に後ろで見守ってくれていた受付スタッフさんに一瞬笑顔で目くばせしたチビタに「前を向いて」と伝えたり、楽譜をしまう動作が少し遅れただけで急かされたり…といった具合です。ささいなことですが、講師の方が終始そういったスタンスだったので【チビタをレッスンに集中させねば!】ととにかく気を使ってばかりでレッスンが終わる頃にはわたしもへとへとでした。

そもそも、色んなボタンや仕掛けがついているエレクトーンに初めて触れる子供に、すぐに「先生が合図したときだけ弾いてね」という指示をしても通るはずはないのでは…?子供の好奇心をなめないでほしいな…?(小声)

宿題の多さもネック

事前にYAMAHAに通っている方たちの口コミで目にする、宿題問題。実際はどうなのかを講師の先生に伺ってみたところ、
「毎回3曲ほど宿題が出る。CDやDVDは、暇な時間にかけ流してほしい。宿題の量はそんなに多くないとは思うが、しっかり取り組んでいる生徒さんのほうがすぐに上手くなるのためできるだけ毎日練習してほしい」
とのことでした。

毎回、3曲ずつ…?いや、それ十分多くない…?

それに加えてノートの宿題もありますよね…?CDやDVDも、隙間時間でかけ流しすること自体は難しいことではないのだけど、こちとらおうち英語民。基本のスクリーンタイムは英語の動画視聴で埋まっているし、かけ流しの時間もそんなに比重を取ることはできない。

かといって、グループレッスンでほかの生徒たちの足を引っ張るわけにもいかないので、出された宿題をないがしろにはできないわけで…。

そしてチビタは早生まれの4歳男児。そのうえ初めての習い事で、ピアノの練習をする気にはなれない日だって多くあるかもしれない。それはレッスンを始めてみないことにはわからないけれど、幼児のうちから宿題を、練習をこちらの都合で強要することはしたくないな、と。

となると、ますます個人のペースで進めていけるマンツーマンのピアノ教室のほうが、チビタには合っているのでは…?と、思い始めてきました。

一番は、先生と合わない

そしてこれが決定打。どこに行っても言われるので勘違いではないと思うのですが、チビタはわんぱくですが男の子にしてはじっと話を聞いていられるタイプ。それでも、体験レッスンをご一緒したとっても大人しい女の子たちと比べると、レッスン中チビタはそわそわしていました。

そんな中、担当の講師は(おそらく)きっちりタイプの年配の女性の先生。長丁場のレッスンで子供の気が散りそうになっても、上手く切り替えさせて楽しくレッスンを進行してくれそうな感じにはどうしても見えず。

果たしてこの先、講師の先生とうまくやっていけるのか…?という疑念がわたしに生まれてしまったのです。

どんなにカリキュラムが素晴らしいものであっても、先生が好きになれなければ、レッスンが楽しくなければ子供にとっては酷なこと。わたしは、ピアノ教室を選ぶ上では【チビタの意思】と【先生の人柄】を特に重視していたので、そうなるとどっちにしろこちらの教室に通うことはできないな、という結論に至りました。

ちなみに、以前受講した500円のグループレッスンでは、若くて優しい素敵な先生が楽しくレッスンをしてくれました。あの先生が受け持ってくれていたなら、時間帯関係なくきっとYAMAHAに決めていただろうな…と。

ただ、これもご縁ですよね。結果的に、その後色んなピアノ教室を回って我が家にぴったりの場所を見つけることができたので、そちらはまた別の記事でお伝えしたいと思っています。

料金設定はやや高め

YAMAHA音楽教室では、毎月のレッスン料金に加えて施設使用料もかかります。一般的には値段設定が低いとされているグループレッスンの中では、少々お高めの料金設定ではあると思います。

ただ、大手のピアノ教室が運営する安心感、音感を育てるカリキュラムが確立していること、無駄のないレッスン構成などレッスンの内容を考えるとこの値段は妥当なのかな、と体験レッスンを受けて納得しました。

また、半年ごとにかかる教材費もネックでしたが、詳細を見ると一つ一つは安価。ちなみに、教材は必ず新品を購入する必要はなく、お下がりでもいいとのことなので、メルカリ等のフリマアプリで中古教材を手に入れるのも節約になりますよね。
「書き込みが必要なノート類のみ、購入してください」と受付のスタッフに言われました。

ちなみに、入会金は個人のピアノ教室でもかかるところがほとんどでした。
※教室によるのかもしれませんが、わたしが体験に行ったYAMAHA音楽教室では、【レッスン当日に入会の意思を告げると入会金を割引してくれる】、というキャンペーンを行っていたので、入会を積極的に考えている方は体験レッスンまでに心持ちをしておくといいかもしれません!



YAMAHAの電子ピアノ・アリウス(ARIUS)がおすすめ

最終的に、我が家はYAMAHA音楽教室ではなく個人のピアノ教室に通う選択を取りましたが、購入したのはYAMAHAの電子ピアノ・アリウス。似た価格帯のKAWAIのprivia、手ごろな価格帯のKORGなど…。価格と性能を納得いくまでとことん比較してきのですが、わたしのおすすめはダントツでこちら。
子供がメインで使うものなので【なるべく価格は抑えたい、でも鍵盤のタッチはなるべく本物のピアノに近いものがいい】、というわたしの思いにぴったりマッチしたのがアリウスで、その中でもお買い求めやすかったのが2022年モデルのYDP-S35WA。せっかく買うなら最新のものがいい!といったこだわりがなければ、価格も抑えられるので2022年モデルのこちらが全力でおすすめです!

ちなみに、我が家は楽天の配送・設置無料のショップから購入しました。